建物状況調査で劣化具合や不具合の程度を調査
築約35年のお家を骨組み以外を解体して、間取りを変更した「フルリノベーション」の事例です。
後藤工務店では、リフォーム・リノベーション工事の内容をする前に一級建築士による住宅診断を行い、建物の現状を把握します。
建物状況調査(インスペクション)とは、既存住宅(中古住宅)の基礎、外壁などに生じているひび割れ、雨漏り等の劣化具合や不具合の程度を調査するものです。
こちらのお宅でも耐震診断を行い耐震改修し、元の土壁の良いところは残しながら断熱改修を行いました。
骨組み以外を解体して間取りを変更し、LDKは広々と明るい空間になりました。
生活動線と耐震、そして自然素材・無垢材をたっぷりと
こちらの住宅では、以下のようなお悩みがありました。
「動線が悪く、効率よく家事ができない」
「水回りが古くなり、使い勝手が悪い」
「家族が増え、間取りがライフスタイルに合わなくなった」
生活動線を改善するプランを考え、3世代の家族が「食事をする」「お風呂に入る」「くつろぐ」といった日常生活の動作をスムーズに、心地いい生活が送れるよう工夫しました。大容量収納とリビングの隠し収納など各所に設けて収納不足を解消。
床材や壁にも自然素材の無垢材を使用しています。
無垢材は、人と同じように呼吸します
無垢材(むくざい)は、天然の木材をそのまま使用したもので、合板や集成材と異なり、人工的な接着剤や加工を施さずに使われます。
無垢材は周囲の湿度に応じて水分を吸収したり放出し「呼吸」しています。
この特性により、室内の湿度を調整する効果があり、快適な居住環境を保つことができます。
湿気が多ければ、木がそれを吸い込み、乾燥していれば木の湿気がそれを吐き出します。
お年寄りやお子様に優しい、「ここちええ家」
自然素材である無垢材をふんだんに使った木造住宅は結露が生じにくく、穏やかで快適な環境を保ちます。
お年寄りやお子様に優しい、「ここちええ家」と言えます。
無垢材は自然の風合いや香りが楽しめる点も魅力ですね。