リフォームで明るく。暗い階段・暗い部屋を明るく快適に。

明るいリビング

部屋や階段が暗いけれど、そもそも日当たりが悪いから仕方ない…と諦めていませんか?
実は、明るさは日当たりだけで決まるわけではありません。窓の位置や間取りなどを工夫するだけで、階段や部屋は明るくできるのです。
今回は、日当たりが悪くても暗い階段や部屋を明るくできる、リフォームのポイントをご紹介しましょう。

目次

階段や部屋が暗い理由は?

窓の位置が悪いから

部屋や階段が暗いのは、窓からあまり光が入らないからです。隣家との間が狭かったり、北向きだったりするケースが該当します。

けれども窓の位置を工夫するだけで、取り込める光の量を増やすことは可能です。

間取りが悪いから

せっかく部屋に光が入ってきても、それをさえぎるものがあれば台無しです。また、南北に長い部屋は、北側にまで光が届きません。

リフォームで採光を考えた間取りに変更すれば、暗かった階段や部屋が明るく生まれ変わります

インテリアの色が暗いから

色によって、光の反射率は異なります。最も高いのは白で、入ってきた光の約80%を反射します。反対に黒は最も低く、約4%しか反射しません。

つまり同じ量の光でも、インテリアの色によって明るさは変化するということです。

リフォームで階段や部屋を明るくするには

窓は高い位置に設置(ハイサイドライト)

同じ大きさの窓でも、窓をどこに付けるかで採光は違ってきます。隣地境界線から建物の軒先までの距離が近く、建物の軒先から窓の中心までの高低差が大きくなるほど光は入りにくくなるのです。

この場合、隣の家との境界線は変えられなくても、軒を短くしたり窓の位置を高くしたりすることで、部屋を明るくできます。

高い位置に設けた窓から入る光は、部屋の奥まで届き、明るくしてくれるからです。

設置できる場所は限られますが、天窓(トップライト)も有効です。壁の窓よりたくさんの光を取り入れることができ、部屋全体が明るくなります。

吹き抜けを作る

どんなに建て込んだ立地に建っている家でも、2階は1階より日当たりが良いものです。

部屋の一部でも吹き抜けにすれば、より高い位置に窓をつくることができ、1階部分の日当たりは格段に良くなります。

東西南北どの方向からも採光が今一つという場合、吹き抜けを家の中ほどに設けるのも良い方法でしょう。

壁を取り払う/透明度を持たせる

どんなに採光が良い部屋でも、壁があれば光はさえぎられます。2部屋の壁を取り払って大きな1部屋にリフォームすれば、部屋全体が明るくなるのです。

壁を取り払いたくない、あるいは構造上その壁を取り除けない場合は、室内窓やガラスブロックを設けたり、光を通過させるタイプの建具を採用したりすることで、光を取り入れることができます。

リビング階段を採用する

リビング階段とは、玄関ホールではなくリビングに付ける階段のことです。

リビングは通常、採光の良い位置に設計します。また、リビングを広く見せるために開放的なデザインが採用されており、「階段は暗い」というイメージを払拭するものです。

日陰者だった階段を、インテリアの重要なポイントにしてあげられます。

階段をスケルトンにする

階段を、光を遮る蹴込み部分の板と壁を取り払ったスケルトンタイプにリフォームすれば、明るさを確保できます。スケルトン階段は見た目も開放的なので、リビング階段にも適したものです。

なお、小さなお子様がおられる場合、安全のため転落防止のネットなどを取り付けることをおすすめします。

壁や天井を白くする

白は色そのものが明るく見えるうえ、光をたくさん反射します。そのため、同じ量の光でも部屋はより明るく見えるのです。

部屋の壁や天井を白や明るいカラーにすれば、入ってきた光を効率よく反射してくれるので、それだけで部屋の明るさを増すことができます。

床材を明るい色にする

インテリアを白くすると部屋は明るくけれど、白い床にはしたくない…そんな方には、床材を明るい色の無垢材にすることをおすすめします。

後藤工務店には木のショールームがあり、無垢材を直接ご覧いただけます。お好みの色合いの材を探しに、ぜひお越しください。

暗い階段や部屋を明るくしたリフォーム事例

暗い階段を明るく安全にリフォーム

ご相談頂いた階段です。壁に覆われて暗いですね。このような階段に見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?我が家の実家もそうです。

足腰が元気な間は、なんとなく過ごしてしまいますが、高齢になり足腰や目が不自由になったときのことを考えると、明るくしたいですよね。

リフォームで、暗くて危ない階段がこんなに明るい階段になりました!「安心して生活できる」と嬉しいお言葉をいただきました。

リフォームで一般的に思い浮かぶことは「畳を洋室に」「台所とリビングをつなげる」というものかもしれませんが、このような型にはまらないリフォームも手掛けています。

ご相談いただければ、課題を解決するリフォームを可能な限り対応しています。後藤工務店では、一級建築士や大工職人が在籍しています。また100年の歴史・経験を持つ工務店ですので、型にはまらずご相談ください。

リフォームで階段や部屋は明るくできる

採光が悪くて暗い階段や部屋は、照明器具を付ければ明るくできます。けれども、採光が悪いと湿気がこもりやすくなり、建材や設備の劣化やカビなどの発生を招きます。

また、冬場にはヒートショックのリスクも高まり、健康にもよくありません。採光を意識したリフォームで、暗かった階段や部屋を明るく生まれ変わらせてみませんか?

お家のお悩みを一緒に解決します。お気軽にお問合せ下さい。

リフォーム前

リフォーム前の暗いリビング

リフォーム後

リフォーム後の吹き抜けで明るいリビング
目次